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2006年03月19日(日)

[WBC] 泣かせた!代打・福留先制ツーラン!

日本決勝進出!

WBC準決勝で3度相対した対韓国戦.
ついに6-0と韓国を撃破し,決勝進出を決めた.

この日も6回まで互いに譲らず0-0.
2度終盤でやられている日本としては,いやなムードだった.
迎えた7回,先頭・松中が右翼線二塁打で出塁も多村が送りバントできずムードは悪い.
ここで,今江に送られた代打は,福留!

二次リーグ対韓国戦も勝利の鍵は不振に陥っていた福留だと思っていた.
それだけにあの試合で代打が送られたことは残念だった.

今日はスタメン落ちしていた福留(ここまで19打数2安打).
絶好の場面で出番は巡ってきた.
王監督の出来過ぎの演出にそれを見ただけで鳥肌が立った.
もちろん,その先にある結果を想像してだ.

そして,やってきたその瞬間.
カウント1-1,韓国キムヒョンジョンが投じた3球目.
143キロストレート真ん中低め,福留がフルスイング.
打球はライトスタンドへ

出来過ぎの結果に私はひとり絶叫,そして久しぶりに泣いた.

その打球は感動とともに日本の呪縛をも解き放った.
7回一挙5得点.
8回にも先ほどのミスを挽回する多村のソロホームランで1点を追加した日本は6-0と韓国を退いた.

韓国は本当に強かった.
一次リーグから通じて7試合無失策という守備はすばらしかった.
しかし,福留のツーランを受け若干メッキがはがれた.
ツーランを打たれたキムヒョンジョンは直後,小笠原に死球を与える.
狙って投げたと言われてもおかしくない一球.
いずれにしろ,完全に集中力を欠いた投球だった.
この死球が結果的には大ケガの元となる.
つづく里崎にタイムリー二塁打を浴び,さらに宮本,イチローのタイムリーへとつながった.
2点だけだったらまだまだわからない展開だっただけにもったいない死球だった.

投稿者 sanadas : 2006年3月19日 16:29
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