2004年08月30日(月)

男子マラソンに暴漢

深夜,アテネオリンピックの最後の競技,男子・マラソンを見ていた.
そろそろ寝ようとしていたときにそれは起きた.

一時は2位に50秒差をつけるなど独走態勢に入っていたバンデレイ・リマ(35=ブラジル)が35キロ地点をすぎて,暴漢に走行を妨害され,沿道に押しこまれた.
観客に助けられ,すぐに復帰したものの動揺は隠し切れず,トップから3位に転落した.

見ていてこちらは大変な怒りを感じていた.
当然のことのように1位でゴールインする選手を恨めしくさえ感じた.彼には何の罪もないのだが.

はたしてリマ選手はどんな表情でゴールするのか.
怒りか.はたまた,悲壮か.

しかし,その予想は全く逆で,会場へ飛び込むと、最後の直線では飛行機ポーズで,衝撃に沈むスタンドの観衆を盛り上げた.
感動した.

決してあってはならない残念なものを見てしまったが,彼はそんなものを完全に超越していた.
忘れられない選手の一人になりそうだ.

投稿者 sanadas : 2004年8月30日 23:21
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