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2004年08月23日(月)

駒大苫小牧,甲子園の神様に報復完了

2003年8月9日付 「本日のコラム。」より

野球は「流れのスポーツ」とも言われる.
ちょっとしたプレーで勝負の行方が一気に変わることがある.

昨日の駒大苫小牧-倉敷工戦は駒大苫小牧が序盤で8点を挙げ,大きくリード.
しかし,4回裏に雨により試合が中断すると再び試合が開始することはなかった.
ノーゲーム…
甲子園の神様がとんでもない「プレー」だった.

そして,今日の仕切りなおし.試合の流れは大きく変わった.一度,死んだ倉敷工はのびのびプレーをしていた.対し,昨日魚を逃した駒大苫小牧はもう一度魚を捕らんと空回りばかりが目立つ.仕切りなおしの一戦は5対2で倉敷工が勝利した.

駒大苫小牧としてはなんともやりきれない敗北であったに違いない.

1年前,甲子園の神様のいたずらで初勝利を逃した駒大苫小牧が全国制覇の偉業を成し遂げた.
1年前のこのドラマにこんな結末が待っているとは...

これまで優勝旗が栃木より北へ行ったことがなかった.
青森・三沢高校、仙台育英、東北高校など決勝までたどり着きながら,このジンクスの前に破れた.
俗に言われる「白河越え」である.
駒大苫小牧はこのジンクスを一気にやぶり,「津軽海峡越え」をなしとげた.

このジンクスはロマンとなっていたところもあり,新しい時代の幕開けに一種の寂しさも覚える.
優勝校を輩出したことのない都道府県がまたひとつへったためでもある.
(山梨は今年と19年前の東海大甲府のベスト4が最高)

投稿者 sanadas : 2004年8月23日 23:16
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駒大苫小牧、初優勝!優勝旗、北海道へ。
概要 また、歴史に新しい1ページが刻まれた。 22日甲子園で行われた全国高校野球選手権大会で、 南北海道代表の駒大苫小牧高校が、愛媛代表済美高校を 13-10で破り、北海道勢として春夏通じてはじめて優勝した。 《サンスポの記事はこちら》 いままで、決勝戦にも進出した
ウェブログ: Jリーグ100チームを目指して
時刻: 2004年8月24日 07:09
「捲土重来」  駒沢大苫小牧
概要 【意味】「捲土」は土煙をまき上げることで、勢いが物凄い様子。一度失敗した者が、再び勢力を盛り返して来ること。一度負けた者が勢力を盛り返して攻め寄せること。 昨夏の甲子園。倉敷工業に4回表まで8-0で勝ち、勝利目前だった駒沢苫小牧だが、まさに水をさされる...
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