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2004年06月26日(土)

どこへいく日本球界

ナベツネの一言で,日本プロ野球は急速に1リーグ制へと向かいそうだ.
それ自体は,面白い方向性だと思う.

だが,12球団が10(17%減)もしくは8(33%減)になってしまうことは反対だ.
球団の減少はそのまま選手数の減少を意味する.17%減か33%減だ.
プロ選手数の減少はそのまま野球人口の減少につながるだろう.
社会人チームの数も不況の影響などにより,順調に減っているのだ.
(類に違わず,私がかつて入社した会社も一昨年,野球部が廃部となった.)
スポーツ人口が減っていくスポーツが繁栄していくなどという話は聞いたことがない.

日本プロ野球界にはプロ野球界全体,さらには日本の野球界を考えている人がいない.
皆,自らの興行を考えているのみだ.

考えてみると,日本のプロ野球で名前が残っているコミッショナーがいるだろうか?
少なくとも,僕はよく知らない.
日本のプロ野球というとわけのわからない関係の人がわけもわからずその座に居座っている単なる名誉職のようなものではないか.
本来,こうした人が中心になって,日本プロ野球界の将来,ひいては日本球界の将来のビジョンを作っていかなくてはならないと思うのだが.

投稿者 sanadas : 2004年6月26日 23:36
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