こちらは2020年5月までのブログ。
新ブログはこちら → https://blog.sanadas.net/

2003年06月28日(土)

試合を決めた意外なプレー

阪神への挑戦権をかけた中日対巨人戦。息詰まる投手戦を制したのは試合を決めたのは意外なプレーだった。

巨人先発はプロ入り2年目・プロ初登板初先発の林。中日先発はプロ20年目の山本昌。83年生まれの林と83年入団の山本昌、因縁めいた対決はすばらしい投手戦となった。山本昌は8回を投げ無失点、林も7回を投げ同じく無失点わずか1安打の好投を見せた。

そして、0-0の8回裏、この投手戦を決めるプレーが起きる。谷繁のフォアボール、関川ヒットなどで迎えた一死一,三塁。打者・井端の打った当たりは最悪のセカンドゴロだった。セカンド・元木は目の前の一塁走者・関川へタッチをしに行く・・・

関川は身を翻しタッチをかわす。元木も一塁方向へ追い詰めたが、打者を先にアウトしに行かざるを得なかった。打者アウトの後、関川もタッチアウト。併殺完了・・・。しかし、コブシを握りしめ喜ぶ関川。湧き上がる中日ベンチ。呆然とする巨人・林。3つ目のアウトがタッチプレーとなったため先に本塁を踏んだ三塁走者・谷繁の得点が認められたのである。

セカンドへ投げなかった元木のボーンヘッド。必死でタッチをかいくぐった関川の執念。独走する阪神への挑戦権の獲得の分れ目となった。

投稿者 sanadas : 2003年6月28日 22:19
コメント
トラックバック
トラックバックURL